日々是面白日記 2005年 8月(1)

日々是目次

8月
(1)

7月

6月

5月

4月

3月

2月

1月

10日(水曜日)

●陶芸教室で電動ろくろの練習をした。
ちょっと慣れてきたなと思っても、その直後にダメダメ。三歩進んで三歩下がる。
菊練りだけは上達してるらしいのが面白い。

●先生がお手本を見せてくれた。断面を見せるために、ひき上がったカップをすっぱり縦割りにする先生。その瞬間、あああぁとうめいてしまったのが面白い。良い形にひいてあったのにもったいなー。

●白化粧しておいた角皿の素焼きが上がっていた。
明日は絵付け。下絵を考えるのは面白い。
クラゲシリーズなんてどうだろう?

●カキドオシの挿し芽、やっぱり茎の上下を逆さまに挿していた・・・
それでも葉っぱが元気なのはどうしてだ?
上下がわからなくなる挿し芽の場合、例えばサンスベリアなどは切り分けたらすぐにマジックで上下を書き込むんだそうな。貴重な情報をpontaさんから教わって面白かった。
次はマジック作戦でいくぞ。

●今朝、ヒメナデシコが咲きました。

花の直径は1センチ。こんなに小さくてもナデシコらしさがあって、愛らしい。

●ワイルドストロベリーの花が散って、実が付いたけど、これは苺になれるんでしょうか?

暑さ負けして、このまま干からびそうな予感がします。

●ラベンダーの葉っぱが、こんな具合に縁から色が抜けていかにも具合が悪そう。葉っぱが下向きになって丸まっている。

昨年も同じ状態から、カイガラムシ被害に移行して枯れそうになったんだっけ。もしや、これもハダニの仕業かと、20倍ルーペを取り出してじっくり見てみたら、きゃーっ!ハダニザクザク。
このハダニは、あまりに小さくて肉眼では確認できません。 去年の二の舞をしないために、鉢を半日陰に移動、葉水をたっぷりかけよう。


9日(火曜日)

●二日続けて空を滑空する夢を見たので、夫と娘に自慢した。
「お母さん、若い!」
と言われてご機嫌なのが面白い。

●夕飯の支度途中、サラダオイルを床にぶちまけた。慌てて拭こうとして、かがんだ瞬間、砂糖入れをぶちまけた。
夕飯前だというのに、台所の大掃除をしてしまったのが面白い。本当に踏んだり蹴ったり。今日の夕飯は夜10時。

●夕方、我が家のベランダだけ大風に見舞われる。風の通り道になってるのよ。街路樹はそよ風なのに、うちのアボカドはひっくり返ってしまったのが面白い。

●スミレの大鉢の枯れ葉を掃除していたら、ナメクジを発見。とっさに右手が出てしまった。素手でつまんでしまったよ。一度経験したら、もう怖いものなしになったのが面白い。続けて6匹のナメクジを素手で退治してやりました。
その後、手を洗ったら、ぬめりがなかなか取れませぬ。余裕があるなら、割り箸を使いましょう。

●7月初めにクローバーとホタルブクロで楽しんだプランターは、現在、この状況。
ヒメオミナエシ対ホタルブクロのバトルが繰り広げられています。

両方とも地下茎を伸ばして陣地を広げていくタイプ。今のところ、ホタルブクロがランダムに9個の新株を出して優勢。
合間に、暑さにやられて息も絶え絶えのクローバー、セラスチウム。挿し芽した残りの四季咲きナデシコ。とりあえず植えてみたヒメナデシコ。娘が種をばらまいたスミレ各種などが入ってます。
まあ、大型何でも鉢になってしまったということですね。色んな形の葉っぱが見られて楽しいが、美しさからは、どんどん離れていくのが面白い。


8日(月曜日)

●午後に雷雨。
ちょうど良いお湿りだと喜んでいたが、雨は10分ほどでやんでしまった。ぬか喜び。空に向かって不平たらたらだったが、日が暮れてからの買い物帰り、突然のどしゃ降りで敵討ちされてしまったのが面白かった。

●初恋草の育ち具合を比べてみた。

4月25日撮影。

8月8日、今日撮影。
植え替えていないので鉢の大きさと比較してみて。
一株が根本で枝分かれしていると思っていたら、二株だった。暑さを避けるために半日陰に置いているので、緑色が淡くなってる。
ちなみに剪定はまったくしていないので、今日撮影したものが自然樹形らしい。記録を取っておくと色々発見があって面白い。

●記録ついでに、さっぱり花が咲きそうにないヒメオミナエシ。

美味しそうでしょ。

●記録ついでにハコネギク。

これに白い野菊がいっぱいに咲いたら素敵だろうな。

●暑さの余りクーラーを止められない。止められないということは掃除機を使えない。ということは部屋が汚い。
一念発起して、クーラーを止めて、窓をいっぱいに開けて掃除しました。
掃除するだけで、汗だくだく。だけど、後の体調はすこぶる良い。一日に一回は汗をかいてゼエゼエしたほうが健康的なのが面白い。

●娘の歯科矯正が始まって、今日は歯を一本抜いてきた。
その歯を見せられて、背筋がざわついたのが面白い。自分の血はいくら見ても平気なんだがなあ。


7日(日曜日)

●従兄弟からもらった、カキドオシの鉢の真ん中にイネ科の雑草らしきものがかたまりで生えていた。こういう時は正体が判明するまで育ててみる。
やっと、それが何者かわかりました。

ネコジャラシ。エノコログサ。
ミニサイズに育ってるのが面白い。草丈10センチ。

●ひとつめの初恋草が咲いた。

花が一回り小さく、色も淡くなっている。
夏越しのために肥料を切っていたのを思い出した。あわてて草花用の置き肥を置いてみた。
ハダニ被害も見受けられたので、これも今日から霧吹きで葉水をかけることにした。葉水をやって二十分後、もうすっかり乾いていたのが面白かった。
ベランダは、高温、乾燥のさいたま砂漠。

●ヒメワレモコウの枯れ葉を整理した。
花が、鉢植えのままドライフラワーと化していたのが面白かった。

●夕ご飯を食べに出かけた。
初めて、水茄子の浅漬けを食べて感激したのが面白かった。美味い。

●外食の時に、息子がいると、食べ残しを気にせず、どんどん注文ができる。息子が片っ端から平らげてくれるのだ。
今日は息子抜きで外食だったので、思い切りよくオーダーできなかった。
息子の長所の一番はこれであると思われるのが面白い。


6日(土曜日)

●夕方、娘が友達と花火を見に出かけると聞いて、今日は花火大会の日だったことを思い出した。
空気が震えるでかい音が好き。夏だねえ。試しに写真を撮ってみたら、案外ちゃんと写ったのでうれしい。

こんなのとか。

こんなのとか。

これは正統派。

やっぱ、でかいのは音も姿もいいねえ。
2時間堪能した。他のも色々、Flickrにアップしときました。
それにしても、一昨年建った手前のマンションが邪魔。一年に一度、花火の日だけその存在を思い出すのが面白い。
来年は、花火見物に出かけてみようと思う。ベランダからじゃ遠いわ。

●スミレの閉鎖花について。

まだまだたくさん閉鎖花をつけて種を飛ばし続けるスミレたち。彼らのまき散らした種から発芽した第2世代までもが、閉鎖花をつけて、種とばしをしている。
調べてみたら、なんと11月初旬まで、閉鎖花をつけるんだとか。ベランダ中スミレに占領されそうなのが面白い。

●ヒメワレモコウの葉。

ハダニと暑さで、葉っぱの四分の三がこの状態。果たして生き延びられるのか? 今日は念入りに霧吹きで葉水をやってみた。

●初恋草のつぼみ。

赤く色づいていよいよ咲き出しそう。株の大きさは、昨年11月に買った時から三まわりくらい大きくなった。涼しくなったら植え替えしなくちゃ。


5日(金曜日)

●朝起きたら、案の定筋肉痛で体がゴワゴワ。マリオネットみたいな動きで朝ご飯の支度をする。
手のひらに筋肉痛が出たのが面白かった。

●しかし、まだ筋肉痛のピークではない。動けるうちに動いておこうと、今日も陶芸教室。
先生から、空いている午前中に湯飲みを一個ひいてみましょうと指導されたこともあり、朝から陶芸である。
午前中に一個なんてとんでもない。教室終了の夕方五時までかかって、ようやく一個できました。小丼のようだが、これは湯飲みであると言い張っているのが面白い。

●下手くそなろくろひきは後かたづけが大変だ。
筋肉痛の主な原因は、もしかしたらこっちなのかもと思いついて面白かった。ドロドロの土を置いた石膏板や、ドロドロまみれのドベ受けをきれいにするのは、根性がいるのだ。

●あれこれあっても、電動ろくろは面白い。
次こそはうまくいく。次こそはクリアーできる。取り組み方は『風来のシレン』とか『スーパーマリオ』やってるのと同じなのだった。

●姫ナデシコのつぼみ発見。

筆先のようだが、これは姫ナデシコのつぼみ。
三月蒔きの種を無理無理五月に蒔いたので、花を期待してなかった。この暑さの中、つぼみを付けるなんて、素晴らしい。

●ハコネギクのつぼみ発見。

花期は10月とあったのだが、もう咲いちゃっていいのでしょうか?

●エリゲロン(源平小菊)のつぼみ発見。

陶芸教室のお仲間が道ばたで引っこ抜いてきたものを、もらって挿し芽しておいた。名前調べのためにもらったのだが、思いつきで挿し芽してみたら、ちゃんと小苗に成長したのだ。得した気分。

●ゲラニウムの花発見。

この暑さの中、まだ花をつけている。しかし、サイズは春の時の三分の一になってしまった。

●ヒメオミナエシの花、満開。

立派に満開です。しかし三歩下がってみると存在感がないのは相変わらず。

●元気に育つものあれば、枯れゆくものもあり。
連日の暑さで、セラスチウムはほぼ全滅。ヒメワレモコウはハダニ被害で葉っぱがクシャクシャ。
復活を期待してるが、こればっかりはお天気頼みなのだった。


4日(木曜日)

●午後中ずっと電動ろくろと格闘。
うまく土が伸びたと思ったら、次の瞬間、土がもぎ取れるのが面白い。芯だしはできるようになったので、明日は土殺し(ホントにそういう陶芸用語なのよ)の練習だ。

●菊練りが上手になったとほめられて、天狗になっているのが面白い。

●電動ろくろは、意外に力が必要。二の腕引き締めに効果がありそうだ。土練りと電動ろくろで腕がだるーくなっているが、まだ筋肉痛はやってこない。
そうだ、筋肉痛まで二日かかるお年頃になっていたんだっけと思い出したのが面白い。
明日が怖い。

●洗濯物をベランダに干したら、二十分で完全に乾いたのが面白かった。
今日はそんな真夏日。 あちい!


3日(水曜日)

●初恋草につぼみがついた。よく見るとたくさん伸びた茎の頭頂部には、ことごとく花芽がついている。

夏越しだけで精一杯と思っていたのに、なんだ、意外と丈夫そうなのが面白い。

●意外と丈夫そうな初恋草、思い切って挿し芽で増やした苗を植え替えてみた。

5月に三本を挿し芽して、三本とも活着。挿し芽成績抜群の初恋草。植え替え時に、15センチに伸びていた茎を5センチに切りつめてみた。
土止めにギンゴケを貼ってみたが、ケト土まみれでみすぼらしい。
しかし、高温多湿にも乾燥にも弱い初恋草。こんなんで育つのかしら。とりあえずやってみたのが面白かった。

●ヤクシマハギが日々大きくなっている。藪の風情がなかなか好ましい。が、しかし、ベランダの幅いっぱいになり、その上、風が吹くと周囲の鉢植えをガンガン攻撃するようになってしまった。せっかく咲いたギンミズヒキも、ハギの葉っぱにこそぎ落とされてしまった。

中央の鉢から吹き出ている、細かい葉がヤクシマハギ。

思い切って、太枝の一本を切り落として、重なり合っている枝も落としてみた。ベランダは40度だが、見た目だけは涼しげなのが面白い。

●切り落とした枝を見ているうちに、ヤクシマハギに申し訳ないような気持ちになったので、挿し木してしまったのが面白い。

鉢の外側にヤクシマハギ。中央にグレコマが挿してある。
これが全部活着してしまうと、それはそれで恐ろしい事態になりそう・・・

●ヒメワレモコウが、ワレモコウらしくなってきた。

ワレモコウが黒ずんだ赤になるのは、しべが黒いからなのがわかって面白かった。

●ルリマツリも成長が順調。

上に伸びずに、斜めっていくのが面白い。葉色と花の白が、さわやかな取り合わせでうれしい。

●陶芸教室へ行った。
今日は電動ろくろに初挑戦してきた。芯取りと土殺しの練習開始である。
きゃあ! これは面白い。素晴らしい。 泥遊び好きな人はぜひやるべきである。
2キロの土を1時間こねくり回して、後かたづけに1時間。下手くそは泥を四方に飛ばしまくるので、片づけが大変なのである。多分土は1.5キロくらいに減ったと思う。

●初めてわたしが電動ろくろを使うと聞いた、教室のお仲間が、次々アドバイスをくれる。が、最終的に、初心者当時の失敗談で勝手に盛り上がっているのである。この成り行きは、新米ママにアドバイスするうちに、自分の子育て当時を思い出して、結局自分語りをしてしまうのにそっくりなのが面白い。
わたしが、途中で土の上半分をもぎ取ってしまったら(これは大失敗)、背後の諸先輩達はとてもうれしそうだったことも記しておこう。

●先生の手慣れたろくろ捌きを見るのは面白い。
熟練した動きは無駄が無くてリズミカルなんだよなあ。


2日(火曜日)

●北海道行きの航空券を買った。
ヤッホー、これで月末は北海道だ〜! もう気分は北海道。浮かれ手いるのが面白い。
ヨーコSUN 、テリーさん、待っててね。

●娘の歯科矯正の相談のために、いつもの歯医者さんへ行った。
娘は
「ついでだから今日これを抜いちゃおうね」
と言われるのを恐れ、わたしは
「ついでだからお母さんもやっちゃいましょう」
と言われるのを恐れていた。
両方ともやっぱり言われてしまった(冗談だったけど)のが面白かった。

●ワイルドストロベリーに二つめの花が咲いた。

最初の花がついた茎が伸びて、苺らしい格好になったのが面白い。
花の下に伸びた茎の先には、最初の実が!

●久々に本屋へ立ち寄ったら、娘がめざとく『百鬼夜行抄13巻』『陰陽師12巻』を発見した。しょうがないので買ってきました。
都合の良い時に財布を忘れる娘が面白い。まったくもう。
ついつい他にも文庫を三冊買ってしまったよ。まったくもう。

●朝6時に、ベランダのサッシに何かがぶつかる音で目が覚めた。かなり大きな音だったので何事かと飛び起きたのだけど、ベランダには異常なし。
早起きついでに鉢植えに水やりしたら、アブラゼミがすごい勢いでハゴロモジャスミンの中から飛び出してきた。
音の元はセミ一匹だったのが面白い。

●ミンミンゼミが鳴き出した。
これを聞くと、いかにも8月夏休みという感じがするのが面白い。

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