日々是面白日記 2007年 3月(1)

日々是目次

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10日(土)

●自転車旅行中の息子から電話があった。
三日間野宿してたら、合流した友達に開口一番
「臭い!」
と言われたと聞いて面白かった。

●そんなに臭いらしいのに、もう必要が無くなったからとテントと寝袋を宅急便で送ってくるらしい。
寝袋を干してくれと頼まれたが、臭いの勘弁、なのが面白い。

●作りかけの蓋ものを削りに陶芸教室。
突然、背後から
「眠くなった〜。ariariさん、目が覚めるような面白い話して〜」
なんじゃそりゃなのが面白い。
目が覚める、気持ち悪いサナダムシの話をしてやりました。

●いよかんの皮すり下ろしに七味唐辛子と塩を混ぜた、自家製いよかんコショウでお豆腐を食べさせてもらった。フルーティで面白い味だった。

●娘が来期の塾講座申し込みをしてきた。で支払金額を聞いたら、いくらだかわかんないとか抜かすのだ。
こんな高額商品を値段も見ずに買うなんてなんて無謀なんだ!
調べさせたら、まだ払える金額でホッとしたのが面白かった。


9日(金)

●pontaさんと出光美術館『志野と織部展』へ。
脱力系の絵付けにとても親近感を抱いたのが面白かった。

●本物の高名な抹茶椀の数々。想像していたより大ぶりで、しかも大胆に歪んでいるのが面白かった。写真だと実物の持つボリュームは出ないのね。

●お昼ご飯に食べた稲庭うどんがとっても美味しかった。
埼玉より都心部でランチするほうが安くて美味しいのよ、この頃。なのが面白い。

●午後は近代美術館工芸館『岡部嶺男展』に行くことにして、皇居のお堀沿いを散歩がてら歩いた。
出光美術館の入っているビルの屋上にユリカモメがたくさんたむろしていた。歩いていたすぐ脇にフンをされてびっくりしたのが面白かった。バシャバシャという音付き。シャワーのようだった。

●『岡部嶺男展』は実にかっこよく、行って良かった。
『志野と織部展』で図録を買ったが、ここでも図録を買う。 金額もさることながら、その重さにうろたえたのが面白かった。

●夕飯はくたびれたのでスーパーでお弁当を買って帰ろうとしたが、総菜売り場に立っただけで食欲不振。お総菜の味に飽きている。
結局、帰宅してから炊き込みご飯とみそ汁を作って食べた。炊き込みご飯は昼ご飯の時、ランチメニューの炊き込みご飯が品切れで食べられなかったことに由来してるのを、食べ始めてから気がついたのが面白かった。


8日(木)

●このごろ布団に入って寝入る前に見てるのが、海の生きもの図鑑の類。
たいへんに夢見がヘンになるのが面白い。オススメです。

●プリンターのインク、五色のうち二色が同時になくなった。
サイケなプリントになったのが面白かった。

●右腕がガサガサしてるので気になってハンドクリームを塗った。
釉薬に浸かったところだけ線をひいたように荒れていたのが面白かった。

●午後から陶芸教室。
昨日丸めておいた蓋ものの内側を削る。要領が良くなってきれいに作れるようになってきた。上達がわかって面白い。

●手作りのおやつ、アップルケーキ、ラスク、焼き芋、あんぱん、などなど頂いて、全部美味しかったのだけど、口の中が甘くなってしまい、帰宅するなりインスタントみそ汁を食べたのが面白かった。


7日(水)

●昨日絵付けした皿はこのよう。

漆器蒔絵の「松田権六展」を見に行った影響で、チマチマ細々から逃れられないのが面白い。出来はどうあれ、見たものからは必ず影響を受けるものなのである。

●松田権六の雀はちと違うんじゃないかとpontaさんと話し合っていた。
自分も雀を描いてみたら、ダメダメだったのが面白い。

フグである。

●今日は、この皿に釉掛けして、再生土のお世話をしてきた。
毎回土のお世話が大量にあるのは下手の証明なのが面白い。

●小さな蓋もの6個を作るべく、土を丸めてきた。
ミニ亀名人の先輩が、ものの三分でフタのつまみに使うミニ亀を作ってくれた。あまりの早業にびっくりしたのが面白い。
この先輩、亀は作れても他のものはどうやっても作れないと語っていたのが面白かった。

●ベランダ報告。
駆け足で芽吹き時がやってきたので記録しておく。
黄モッコウバラはつぼみをたくさん出してきた。

小さな鉢なので、剪定して一枝だけ残したが、その枝にいくつもつぼみが。
花が待ち遠しい。

●昨年いただいた、ドウダンツツジが咲き出した。
この花は下に下がるのではなく、上を見上げて咲く。


可愛い!

●秋から元気の無かったホタルツワブキが完全復活。

ホタルがはっきり出た。

三匹います。

●ヒメライラックのつぼみも動き出した。

相変わらず魚卵ぽい。

●我が家のベランダと最も相性のいい植物のひとつ。
四季咲きナデシコ「かほり」

つぼみがたくさん付いた。肥料が切れると咲かないまましぼんでしまうのでこれからが勝負。


6日(火)

●18センチ皿五枚に絵付け。
以前作った鳥柄の皿を見た人から、メルヘンタッチのariariと言われることが多くなった。
実はメルヘンは好きじゃない・・・・言葉が嫌いだーー。
やけくそで思いっきりメルヘンな柄を描いたのが面白かった。

●安くてボリュームがあって美味しいと評判の中華屋さんでお昼を食べる。
シューマイが子どものゲンコツ大なので、ラップにくるんで持ち帰り。
娘の夕食のおかずとなった。
1個だけなのに、娘に
「これだけでお腹いっぱいになる〜」
と言わせるのが面白かった。

●この二日間で、ベランダの鉢植えがいっせいに新芽を吹き出した。
鉢植え友達も、この二日の勢いはすごいと言っていたのが面白かった。

●ジャム用のスプーンをいただいた。
帰宅してすぐ使おうと思ったら、ジャムが冷蔵庫でかびていた・・・
これがなければ、ジャムが発掘されるのはいつだったろうと考えると面白い。


5日(月)

●陶芸教室の日。今月も毎日コース。
作品展の練習用にひいた乾燥中の大皿が、やっぱりというか案の定というか、中央にヒビが入っていたので、すっぱり壊して土に戻すことに。
余計な白化粧して気に入らなかったので、惜しくはない。

中央にヒビが入っていたので、素直に拳でパンチしたら、ものすごく痛かった。
ハンマーで叩くのが正解だったのが面白い。そして悔しい。

●五斗蒔土でひいたパン皿三枚に絵付けして釉掛け。
使うことなど考えずに、コテコテ描きこんで満足したのが面白い。
時々は欲求のまま走ろう。

●夕方から病院。
突風と雨で、ひどい天気。行きたくなかったが、こんな日こそ病院は空いているのでねらい目なのが面白い。

●予想通り、病院はガラガラ。
こんなに空いているのに、よりによって会いたくない知り合いとバッタリ出会ってしまうのが面白い。診察時間までずーっとおしゃべりの相手をしてしまった。

●嵐のすさまじさに、傘をさすのを諦めた人がたくさんいて面白かった。
わたしももちろん、そのひとり。


4日(日)

●作品展用の組み物、成形完了したので、今日は朝ご飯の後、朝寝。朝寝。
気持ちよく眠れて面白かった。

●息子が昨夜帰宅して、今月分の仕送りをもらいに来ていた。
仕送り分の現金を渡したら、その枚数を数えながら、息子がぽつり
「なんか俺カツアゲしてるみたい・・・」
ほんとだ。ソフトカツアゲに違いないのが面白い。

●娘が『デベロッパー』を『デバロッペ』と覚えていたのが発覚して面白かった。ネットで二つを検索させて、ようやく納得していただいた。

●陶芸道具のセールがあったので、手ロクロを買った。
これで鉢物の植え替えも楽にできる。本来の目的から外れているのが面白い。

口径二十五センチのものを買った。
上に乗っているのは、今日焼き上がってきたミニ鉢。鉢がこんなにあっても、おける場所が無いので、使えるのは二個くらい。残念。


3日(土)

●陶芸教室通い。なんと10日以上ぶっ続けで通っている。すごい。
ようやく大皿の削りを終えた。これが完了して作品展用の成形終了。
しばらくはのんびりできるのが嬉しい。

●ロクロは他の人がひいているのを見ると、どんなところに気を使えばいいかが、はっきり見えてくるのが面白い。
自分がやっている時は、それが見えてこないんだよなあ。

●ベランダ報告。
ヒメツルソバがいい具合にこんもり。

鉢は、pontaさん作。植物と鉢がベストマッチだと思う。

●ヒメツルソバの花は金平糖みたい。

なんとラブリー!

●苔を貼っておいた鉢から、こぼれ種のスミレが咲いた。

良い感じ。

●パンジー、花盛り。

ピンクからクリーム色に変わる、柔らかな色合いが気に入ってる。

●昨年、知り合いからもらった宿根スミレが最初の花をつけた。
でも、茎が短くて(一センチ!)ほぼ苔に花の状態。

これから茎が伸びるんでしょうか。


2日(金)

●今日も陶芸教室。
今月も毎日コースを選択したので、貧乏性のわたしは毎日行ってしまうのが面白い。

●作品展用のテストピース用に、口径18センチの皿二枚に絵付けと釉掛け。
呉須で絵付けして透明釉をかけたものと、呉須で絵付けしてタルクマットと透明釉を重ね掛けしたもの。
これだけ準備しても、本番がテストピースと同じ焼き上がりになったためしが無いのが面白い。

●陶芸教室でのお昼ご飯は、パン焼き名人の先輩が大量に焼きたてロールパンを持ってきてくれたので、とっても豪華版だった。
いろんな持ち寄り料理の中に、たらこマヨネーズサラダ数の子も入りがあって、これが意外に美味しいのが面白かった。見た目はひどいんだけど。

●陶芸教室のお仲間に、アメリカン・アイドルのファンがいて面白かった。

●ベランダ報告。
植え替えはまだ終わってないけど、毎日ミニ鉢をバケツに付けて苔の養生に励んでいる。


1日(木)

●陶芸教室の日。
作品展用のセットを成形している間に、暮れに勢いで作ったあれこれが素焼きであがってきた。
その量を見て、ちょっとげんなりしているのが面白い。

●ひとつずつこなしていこうと、小さいものから取りかかる。
今日は、植木鉢二個、湯のみ三個、蓋もの二個に絵付けして釉掛け。
釉薬の掛け分けを初めてやってみた。一日がかりの大仕事になってしまった。先週は他人の段取りの悪さに腹を立てていたが、自分の段取りの悪さも相当なものなのが面白い。

●教室の先輩に
「フリョウって、声が素晴らしいわよね〜、わたし大好き」
と話しかけられた。
「フリョウ? 不良? 何?」
よくよく聞くと、それは
「フリオでしょ!」
フリオ・イグレシアスのことだったのが面白い。
彼女と、彼女の友達の間では昔から『フリョウ』で通っているらしい。

●しかも、その先輩
「イグレシアスなんて長い名前じゃなかったわよ。」
「じゃ、何?」
「えーっと、マリオ?」
フリョウ・マリオなんて歌手いません! なのが面白かった。

●「ロイズ」のポテトチップスのチョコレート掛けをいただいた。
ちゃんと塩気のあるポテチにチョコは面白い味だった。

●吉祥寺の商店街で、いつも行列を見かける。メンチカツを求める行列だと聞いていた。
今日、そのお店のメンチカツをごちそうになったら、素晴らしく美味しかった!
次回、吉祥寺に行ったら、pontaさんがなんと言おうと長い行列に参加するぞと思ったのが面白かった。

jj

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