日々是面白日記 2007年 2月(2)

日々是目次

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28日(水)

●自分で決めた成形リミットの二月末。今日も陶芸教室。
取り皿の削りを完了させてギリギリセ〜フで成形完了。あとは大皿の削りを残すのみ。
いつでも締め切りは大事なのが面白い。

●このところ連日、土に触っていたので指先がボロボロ。
とくに右手の親指の皮が薄くなってしまい、何かに触るたびにヒリヒリする。
よーく見ると、どの指も指紋が薄くなっているのが面白い。

●今日は土鍋デビューの日。

まずはタコ土鍋を使って、湯豆腐。

●豆腐二丁と大束の水菜、長ネギ一本、余裕ではいる。

●蛸の口から湯気が出ます。

●土鍋で作る湯豆腐は、美味い!


27日(火)

●陶芸教室の日。
大皿がひけた。今までになく手順がすっきり明快。
昨日、先生がロクロをひいているのを脇でずーっと見ていた成果なのがはっきりわかって面白い。

●大皿、ぶれずに完成。口縁を切るために弓を取ろうとしたしたら、隣に置いていた定規を皿の上に落としてしまった。
あまりのことに声にならない声を上げたら、ほんとに泣いていると思われたのが面白かった。
もういい加減年寄りなので、涙は出ません、心で泣きます。

●定規の穴をドベで押さえて、もう一度土を締めて、直したつもりだが、直ったかどうかは、素焼きで割れるか割れないかで判断するしか手が無いのが面白い。

●アクシデントはあったがなんとか大皿をひくことができた。
気がゆるんだのか、夕飯後、お腹もゆるくなってしまった。ちょい風邪気味。
まだ、削りが残ってるから、風邪なんかひいてる場合じゃないのだ。
三月が30日まであればよいのに、と本気で願っているのが面白い。

●暮れに作った、タコ土鍋と、富士山土鍋、ふたつに米のとぎ汁を入れて、ぐつぐつさせた。こうやっておくと汚れ防止になるらしい。
富士山のてっぺん、蛸の口から泡がわき上がったり蒸気が吹いたり、なかなか様になってて面白かった。


26日(月)

●作品展用の組み物、まだ成形完了せず。
土日返上でロクロ、土練り、ロクロ、土練り。
今日もやってきたけど、大皿、最後の最後で失敗してしまった。
とっさにでた叫び声が「ぎゃぼー!」
こんなところに『のだめ』の影響が出てしまったのが面白かった。

●教室にものすごくせっかちにおしゃべりする会員さんがいるんだけど、作陶している様子も、恐ろしくせっかちなのが面白い。

●せっかちな会員さんの隣で作陶してると、せっかちが伝染しそうになるのが面白い。

●ど根性パセリを見つけたと言う人の後をついていったら、たしかに、ブロック塀の足元からパセリが生えていたのが面白かった。
モサモサしてて美味しそう。

●アメリカン・アイドルの予選を見る。
家族が盛り上がれる共通話題は、風来のシレンとアメリカン・アイドル、なのが面白い。


23日(金)

●今日も陶芸教室の日。
今月中に組み物(大皿と取り皿のセット)の成形を終わらせたいので、頑張るわたし。
取り皿のそこのカーブ具合を揃えるのが難しい。リミットを月末に決めたのは失敗だったかと不安になってきた。
しかも今月は28日までしかないじゃないか! と気がついたのが面白い。

●実はわたしは努力の人なのだが、誰もそれを認めてくれないので口惜しくなる時があるのが面白い。

●家中の傘の中で一番使いやすいのは、500円で買った透明ビニール傘なのが面白い。軽いし、明るい。

●ユズコショウはマヨネーズと合わせると使い道が広がることがわかって面白かった。


22日(木)

●陶芸教室の日。
二枚目の大皿を削る。今日はシンプルを心がけたので削って終了。
二枚目のほうがろくろひきの手が慣れているのがわかって面白かった。
歪みがないので削りやすい。

●大皿、一枚目のは深さがあって浅鉢のよう。
先生に「もう一枚ひいたほうがいいですね」
と言われ、それはそうなのだが、それは正しいのだが、その話だけで筋肉痛が出そうな気分になったのが面白かった。

●お祖母さんが具合が悪くなって、救急車を呼んだものの、当のお祖母さんが
「こんな顔で人前にでられない」
と化粧を始めたという話を聞いて面白かった。

●『洋服の青山』をずーっと『洋服の春山』だと思っていた人がいて面白かった。

●お天気が良くて暖かだったせいか、突然走ってみたくなった。
線路沿いを走ってみたら、100メートル付近に、もう越えられない壁が出現してしまったのが面白かった。
胸が焦げそう。 ひーひー。


21日(水)

●陶芸教室の日。先週ひいた大皿を削る。
時間が余ったので、また余計なことをしてしまった。白化粧で海藻っぽいシマシマを描いたんだけど、今思い返すとちと気持ち悪げなのだ。
時間に余裕があるとろくなことがないのが面白い。

●このところ、わたしも余裕が出てきて、教室の先輩方の話を半分に聞けるようになってきた。
大人になった感があって面白い。

●おやつにチキンラーメンが食べたくなってしまった。
しかも買い置きがある。うれしい。
食べようと準備してたら、ちょうど娘が帰宅。半分横取りされたのが面白かった。

●蛸は、雌の体内に雄が生殖用腕を一本さしこんで、精子がつまったカプセルを置いてくるらしい。中には腕ごと置いてくる蛸もいるらしいと知って面白かった。

●蛸の研究が進んでいなかった時代。雌蛸を解剖して見つかった精子カプセルは、蛸特有の寄生虫とされていたのが面白い。


20日(火)

●週末、息子が帰っていてパソをのっとられていたので更新を休んでいた。
パソのない生活だと、他に色々できることがわかって面白かった。
特に早寝になるのは良いことだなあ。

●金曜日、ひょんなことから上野動物園に行くことになった。
バクがデッキブラシで腹をこすってもらっていた。気持ちよさそうに仰向けになっていたのが面白かった。

●シロクマが二頭。それぞれおやつにサケを一本ずつもらっていた。
早く食べ終えた一頭が、小柄な一頭のサケを横取りしようとして、威嚇のうなり声をあげた。声が轟いてとても怖かったのが面白かった。音のほうが怖い。

●ヘビクイワシはとても面白い。

●息子が帰っていたので、夕飯は餃子にした。
120個作った。餃子の日は、家族総動員で餃子を包む。一緒に作業しながらだと話がはずむのが面白い。

●今日、突然pontaさんから誘いがあって、近代美術館・工芸館でやっている『松田権六展』に行ってきた。漆器の大家。
いつも閑散としている工芸館なのに人がびっしり詰まっていて面白かった。

●松田権六氏がメモ帳に描いたアイディアスケッチは、小さな紙面に図柄を細かく描き込んであって感心した。
隣り合わせで見ていたマダム2人組が、ひそひそ声で
「 すごいわねー。よくこんなに円がちゃんと描けるわね〜。わたし円を描けないのよ〜」
と語っていたのを漏れ聞いて、腹がよじれそうなくらい面白かった。
(円は棗の蓋の輪郭線)

●遊んでいただけでなく、陶芸にも通って、二枚目の大皿をひいた。
土5キロを使って、口径39センチの皿。

五キロまでなら、なんとか形にできるような気になってきた。


15日(木)

●昨日は、陶芸教室で口径39,5センチの深皿をひいた。
連日、大物狙いの土練りがしんどくて、 筋肉痛で二の腕と胸が痛い。
この年でバストアップがはかれるかも、と思ってしまうのが面白い。

●今日、昨日ひいた深皿を計ると口径28センチに。
縮むのは仕方ないが一晩で1.5センチ。ちゃんと乾燥した時のサイズが今から楽しみ。

●ミニ鉢9個に釉掛けした。
絵付けをしなければ、とても早く仕事が進むことがわかって面白かった。

●今年もアメリカン・アイドルのシーズンになった。
只今、予選の様子を放映中。
今年も予選は強烈。
テレビに向かって
「歌はともかく、その脂肪を落とさないと早死にするって・・・・」
と呟いてしまうのが面白い。

●アメリカン・アイドル版カラオケがあると知って面白かった。

●この頃、寝る前にストレッチをするようにしている。
(体の固さを陶芸教室でバカにされたので)
前屈が楽々できる夢を見て面白かった。


13日(火)

●連休中は実家へゴキゲン伺いに出かける。
「用事なんて無いのに、ご機嫌取りだけに行くなんてめんど〜」
と友に訴えたら
「用事があっていく方がイヤじゃん」
と諭されたのが面白かった。その通り。

●母の延々と続く愚痴対策は編み物に限ることがわかって面白かった。
これをやっていれば、いい加減に相づち打っていても叱られない。
くどい話も気にならない。

●連休中にモチーフがこんなにたまった。

母の繰り言の分だけたまるのが面白い。
夫実家もこれで乗りきろう。

●新幹線の中で、小学校時代の同窓会を終えた、団塊世代の方々の団体さんと乗り合わせた。ほろ酔いで賑やか。
漏れ聞く同窓会話題や、小学校時代の思い出話を聞いていて・・・
わたしは誘われても、同窓会にだけは絶対出席しないことにしようと思えたのが面白かった。

●今日は陶芸教室の日。
大皿に2回チャレンジして、2回ともボツ。
挫折が続くと疲れがたまって取れないのが面白い。

●指先が痛いなあと思ったら、電動ロクロでツメ先がすり減っていた。
げげっ、あとちょっとで指先まで到達して血みどろになるところだった。
ギリギリセ〜フだったのが面白い。

jj

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