顔面読書日記
毎週水曜日深夜に更新(時々ずれ込むことあり)
文明を意識的に後退させた惑星ジージョ |
02.2.16 下巻にはいってすぐ、やな予感がしたのだ。話がでかすぎるよ。果たして話は完結してるのか? ああ第2部の発売まで待たなくてはいけないのか。この心の隙間を何で埋めよう。 今日のカットは「変革の序章」に登場の種属のひとつウル。脇の下の育児嚢に夫を入れて強さ抜群の女性ウル。女だったら『ポケットサイズウル夫』が欲しくなるはず。 ハヤカワ文庫・¥900 |
少女は肉体を取り戻せない。 |
02.1.9 世の中はハリポタブームで、翻訳ファンタジーが続々出版されてます。ファンタジー好きにはうれしい年始め。だからこそ言っておきたい。国内のファンタジーもいいのがあるんだよ。上を行くファンタジーを知って欲しい。 上橋菜穂子「虚空の旅人」を読んでちょうだい。
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こんなところに寝ころぶとよろし。 |
01.12.26 実家に帰省してわたしのSF好きの根元がわかりましたよ。思い起こせば小学生の頃、冬休みの宿題のひとつに冬の夜空に星座を捜すってのがあったのだ。幼なじみと雪の上に仰向けになって夜空をずーっと見続けた。 山奥の星は奥行きがあるのだ。明るい星の背後にも星、その背後にもまた星。夜空は平面じゃない。地球から見える星はほーんのちょっぴり。それでもこの迫力だ。この宇宙に不思議はきっとある。小学生の確信は今もって続いてる。 この冬、雪国に行かれる予定のみなさん、雪の上に耳まで埋まって星を見よう。仰向けに寝転がって見るってのが大切。 ハヤカワ文庫・¥900 |