日々是面白日記・2004年

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日々是目次

29日(月曜日)

●午後四時のこと、廊下でふんばっている猫と目が合う。
見つめ合ったまま、フンをする猫。
フンは止まらないのが面白い。

●出し終わった猫を叱る。
以来、わたしが近づくと逃げ回っていた。
膝に乗ってきたのは夜1時。
猫の記憶は半日分しかないことがわかって面白かった。

●入浴したら耳に水が入ってしまった。
さきほどから1時間、綿棒を使ったり、片足とんとんしてみるが、とれない!
この状態でガムをかむと、音が頭の中でひびいて、すごいのなんの。
新しい知識は面白い。

●保険屋さんと、保険金請求の相談。
まさしく体で稼いだ金っぽいのが面白い。

●夫の退院準備のため、明日からしばらく更新を休みます。


28日(日曜日)

●昨晩、朝寝しようと決めていたのに、朝8時前に電話が鳴った。
その後、新聞料金の集金。子どもの腹減ったコール。
眠れなくて不機嫌だったのが面白かった。

●絵手紙ポストで、記憶スケッチごっこをしたのが面白かった。
今現在は記憶スケッチというより、想像スケッチになってますが。
興味のある人は参加してみよう。

今のお題は
『ボンゴ』
アフリカの動物。
基本は馬。
頭は悪魔。
色は茶に白。
縞模様。

注・マツダのボンゴではありません。

描いたら絵手紙ポストに貼ってちょうだい。

●舞茸をエゴマ油で炒めて食べてみた。
あまりの美味しさに汁まですすってしまったのが面白かった。

●ふきのとう味噌が食べたくなって、実家にふきのとうの予約を入れた。
宅急便で段ボールいっぱいのふきのとうを送ってもらうなんて、姉とわたしくらいだろう。
相変わらず田舎の食べものが好きなのが面白い。

●今朝、朝寝ができなかったので、これから早寝に挑戦してみます。
眠い〜。


27日(土曜日)

●夫の退院日は月末になった。
担当医から、もういい加減早く出てよ発言が出たのが面白かった。
回復は大変順調です。

●姉が見舞いに来てくれて、ご飯を食べに出たが、道を見失う。
カーナビついてるのに。
姉の方向音痴は筋金入りだと知って面白かった。

●食事ついでに、魚屋をのぞいて、ホッケと毛ガニと塩ザケを買ってしまったのが面白かった。
安い上に上物でびっくり。
今日の夕ご飯は豪華だった。

●明日は久しぶりに朝寝ができるとおもうと、とても楽しみ。
暖かい気持ちになれるのが面白い。

●腸の手術後は、繊維質を控えなくてはいけないと教えられた。
繊維質で便通が良くなる理由を初めて知って面白かった。

繊維質は消化されぬまま、大腸に達する。
繊維質は水分を吸収してふくらむ。
結果、便の水分が保たれ、大きな便が形成される。
そのまんまトイレタイムに突入。ああすっきり。

健康な人には、繊維質は役立つけれど、腸の手術をした人々にとって、大きな便は腸閉塞の危険を作る。
腸の手術後は、個人差はあるものの多少の腸の癒着は避けられない。
癒着してカーブのきつくなった腸を、便が通り抜けられないと腸閉塞。
大きな便は大変詰まりやすい。
なので、繊維質には要注意。

●子どもの運動会で食べた、こんにゃくおでんで腸閉塞を起こした人の話を聞いて面白かった。

●昨年、義母のために糖尿病食を作ったのだが、どれも大腸ガンの手術後の義父には良くないものばかりだったことを初めて知る。
五目豆。昆布と根菜類の煮物。ゴボウのごま和え。キノコの和え物。
ローカロリーで満腹感というと繊維質が多くなっていくのだった。
義父が腸閉塞を起こさなくて良かった〜、と半年たってから安心しているのが面白い。


25日(木曜日)

●sho3さんのお許しを得たので、さっそく大型絵合わせ『ふり向く猫』をアップ。
大好きな絵で絵合わせするのは面白い。
sho3さん、ありがとう。ありがとう。

●ようやく娘と『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を見に行くことが出来た。
ちょっと遠かったけど大画面で見る戦闘シーンにわくわく。
面白かったぁ。
ラオックスで当たったチケットが無駄にならずに目出度し。

●先週は夫の入院先の近くで『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード2』を見たんだっけ。
銃撃シーンに戦闘シーン。心はバイオレンスを求めてる風なのが面白い。

●背後で息子の叫び声。
「痛いっ。痛いっ! わあ、ごめん。ごめん』
また兄妹げんかかいなと振り返れば、息子にぶら下がる猫の姿。
面白いのでほっておきました。

●自分の携帯番号を間違えて覚えていたことが発覚して面白かった。
すみません。ごめんね。
何人かには間違えた番号を教えているみたい。ああ。

●明日は夫の様子見にでかけてきます。
今度は一泊で済みそうかな。


24日(水曜日)

●朝8時に停電。
すぐに復旧すると思いきや1時間たっても、部屋は真っ暗。
その時点でようやくブレーカーの存在を思い出したのが面白かった。

●その上、漏電遮断機なるものの存在を認識するのに、もう1時間かかってしまったのが面白かった。

●東京電力の作業員さんに点検してもらい、電気工事店の人に来てもらい、故障箇所がわかって安心できたのは夜の7時半だった。
水回り関係のブレーカーが落ちると、家事のほとんどが出来ないことに気がついて面白かった。
懐中電灯の明かりで食器洗いは無理。

●寒い寒いとおもって、どんどん着込んだ上に、毛布をかぶっていた。
子どもに指摘されて熱を測ってみたら、ちゃんと37度2分出ていた。
因果関係がはっきりしていて面白い。

●夫の回復は順調なようで、退院の話も出るようになった。
今日から病室が9階になったらしい。
これからは、エレベーターがいくら混み合っても、階段利用の道は絶たれてしまったのが面白い。


23日(火曜日)

●sho3さんの個展を見に銀座へ出かけた。
今回のpontaさんとの待ち合わせは、大変うまくいった。
sho3さんの猫と雀の絵をたくさん見られて、面白かった。
masukoさんとMEMEさんにお会いした。

●銀座のアップルストアで『iLife』を買った。
近未来的にさっぱりすっきりおしゃれなショップで、pontaさんからGarageBandのレクチャーをうけて面白かった。
ショップのお兄さんが、親切だった。

●カルティエのガードマンがとても強そうだったのが面白かった。

●夕食のメインディッシュ、骨付きポークのあぶり焼き。
肉の厚み2センチ。恐ろしく大きかったのが面白かった。
美味しかったー。
pontaさんと脂身のうまさについて語り合った。

●絵本『にひきのこぐま』をとううとう手に入れた。
長らく探していたのだが、出会うときはいともあっさりだったのが面白かった。

●銀座は年配の方々に、超個性的な人がいて面白い。
紺色のベロアのコートに、紫の髪の老紳士。
セーラームーンみたいで面白かった。


22日(月曜日)

●昨晩、病院から帰宅。
手術後の経過も良く、安定してきた。
おかげで、夫も見舞客と談笑できるまでになったが‥‥
わたしの昼寝タイムが取れなくなってしまったのが面白かった。

●友人の娘さんが今春から入ることになった、大学の寮の話を聞いて面白かった。
荷物の持ち込み制限(テレビの持ち込みダメだって!)、起床時間に門限。
厳しさは入院患者並み。
思わず
「尼さんになるの?」と聞いてしまった。

●冬がもう一度やってきたような寒さ。
灯油の買い置きがあってありがたい。
寒さが一番の敵と知って面白かった。

●IP電話のアダプターが調子悪い。
時々、電話がつながらないことがある。
意外と、話したくない人の電話をはねてくれているのかもしれないと思って面白かった。
設定をやりなおさなくちゃ。


18日(水曜日)

●昨日は、さすがに一週間の疲れが出て夕食後から朝まで熟睡してしまった。
寝だめは効かないと知りつつも、体が眠りを要求しているのが面白い。

●疲れは出ても、昨日、今日と陶芸教室。
なぜなら先々週に成形した、納豆用の器の削りだしをしなくてはいけなかったから。
今回は高台を高くしてみたのだが、削りだしに時間がかかること、かかること。
次回からは高台は低くを鉄則にしようと考えたのが面白かった。

●陶芸教室で、心優しいお姉様方にいたわってもらえた。
いつもはふざけまくっているお姉様方に、こんな暖かい一面があったとは、驚きつつ面白かった。
親戚にうるさいことをいわれたら
「はーい。努力しますねえ」ニッコリ。
これをパターンとして体で覚えておけば、いつでも使える。そうです。

●豚を飼っている道の駅を教えてもらって面白かった。
可愛く臭い豚と遊んだら、隣で美味しい豚肉でバーベキューするんだそうです。

●明日は、また夫の付き添いに行ってきます。
重湯の食事が始まったものの、猛烈な下痢におそわれて大変らしい。
電話したら、意外とちゃんと受け答えしてるので大丈夫と思いきや、たまたま若い看護士さんが検温に来ていたため、見栄をはったらしいのが後でわかって面白かった。
そんな見栄をはっても、看護士さんには見え見えだっていうの。

●実家の母からお見舞いが届いた。
でこぽんとネーブルの詰め合わせ。埼玉在住の母の友人が送ってくれたものだそうな。
埼玉から会津へ。そしてまた埼玉へ。
でこぽんとネーブルの旅を思うと面白い。

病院ネタはまたの機会にまとめて書こうと思います。
だって、ここに書くには大物過ぎるもんですから。


16日(火曜日)

●お久しぶりです。本日我が家に帰ってきました。
夫の手術は無事済みました。転移も見られずひとまず安心。
心配してくださった方々ありがとう。
これからも、のんびりと面白日記が書けそうです。

ネタは数多く拾ってきたのですが、それは明日のお楽しみ。
今日はもう風呂に入って寝ます。
入院の付き添い生活で、朝6時起床、夜9時就寝が身についてしまって、もう眠い。眠い。


7日(日曜日)

●今まで不具合があって使えなかったOS9のアプリケーションが、クイックタイムをバージョンアップすることで解決した。
これで、また作曲家への道を歩めるようになったのが面白い。

●清水義範『清水義範の作文教室』を再読。
作文の基本を再確認できて面白かった。

●お腹が痛かったので、セデスを飲んでごろごろしていた。
電子レンジでチンして患部を暖める腰痛パッドをお腹に当ててみた。
とても具合がいいのが面白かった。

●明日からしばらく更新を休みます。
夫の入院につきあってきます。


6日(土曜日)

●pontaさんに『イカタコつるつる』長新太作をいただいた。
イカタコつるつるの歌をキーボードで弾いてもらったのが面白かった。
今思ったんだけど、娘に弾いてもらったら良かったんじゃないだろうか。

●保温鍋で作る、鶏丸ごとスープの雑煮が大成功で美味しかった。
3月というのに、食卓がお正月さながらだったのが面白かった。

●大きなイチゴをたっぷり食べられて面白かった。

●息子の帰りが遅いと思ったら、友達と銭湯に行ってきたという。
見沼田圃でザリガニ取りを誘ってくる友達もそうだけど、息子の友達はちょっと今風ではないのが面白い。
そして、そろって予備校生におなりになったのも面白い。

●pontaさんに教えてもらったネットゲーム。
仕組みを考察するつもりが、ついついはまって、手首に痛みが走るまでやり続けてしまったのが面白かった。

●ラオックスの「ロード・オブ・ザ・リング」鑑賞券が当たっていたのを、今日知った。
どうせ広告だろうと、ほったらしにしていたのだが、捨てる前に中身を確認して良かった〜。
先の未来がぱっと開けた気分になったのが面白かった。
これから私の運はばんばん開けるのである。


5日(金曜日)

●京極夏彦『豆腐小僧』を読み始める。
ふと思いついて音読してみたら、大変調子がいい。
声に出して読む『豆腐小僧』はいける! と確信して面白かった。

●息子相手に携帯メールの練習をした。
ボタンを押す携帯メールは面倒だ。
やっとの事で
「自習室の広さはどのくらい?」
と出したら、返事は
「普通」
の一語だけだった。
一語だけで、やる気のなさと、面倒くささと、早くおしまいにしたい気持ち、全部伝わってくるのが面白い。

●友達が新しい体重計を買ったら、なんと一気に5キログラム増えたという。
古い体重計が壊れていたのに気がつかず、ここ数年、5キログラムサバ読みして自己申告していたらしいのが面白い。
腰砕けになったそうだ。

●貧乏学生ゆえに、毎日のおかずはキムチ納豆で過ごしていたら、肌がつるぴかになったという体験談を聞いて面白かった。
肌に色々つけるより、毎日の食生活が大事らしい。

●娘が猫を抱いたまま逡巡していた。
どうしたのかと思えば、
「猫を抱いたままトイレに行こうか、どうしようか悩んでいる」
猫は、すっかり湯たんぽ代わりなのが面白い。


4日

●久しぶりに陶芸教室。
夫の入院で時間と心の余裕がとりもどせたのが面白い。
こういうのを怪我の功名と言うのかしら?
今日は納豆をかき混ぜる器を4個、成形した。

●意外なことに、手びねりのやり方を忘れていなかったばかりか、スムーズに作業が進んだ。
手で覚えたことは忘れにくいのだ、と一人前風に独りごちているのが面白い。

●今日は北海道から新巻鮭が届いたのが面白かった。

新巻鮭こと、ヨーコSUN ちのシャイアン君。
りっぱに脂がのってます。
みっちりした胸元を見よ!

●陶芸教室で携帯(auのニシキゴイ)を羨ましがられた。
が、機能を全く説明できないのが面白かった。
みんなの写真を撮って〜と言われたけど、操作が思い出せません。トホホ。
次回は使用説明書も持っていこう。

●両国にある江戸東京博物館は、下から見上げると圧迫感があって恐ろしい。
入り口の一直線エレベーターは、足がすくむ。
全く持って人間の本能を無視した建物である。
息子と意見の一致を見たのが面白かった。


3日

●この頃のお気にいりのひとつが、ちぢみほうれん草。
かみしめたときの甘みが普通のほうれん草と段違い。
冬の寒さの恩恵が感じられて面白い。

●実家に電話して民家園に移築された家は誰の家か、判明した。
教えてくれたのは母ではなく、現在寝たきりになってる父。
意外としゃんとしてるじゃないかと、びっくりするやら、感心するやら。
一年前のことを考えると、すごい回復ぶりが面白い。

●昨日の寝相が悪かったせいか、肩がこってしまった。
マッサージは息子が上手。
サロンパスを貼るのは娘が上手。ということがはっきりして面白かった。

●今日から外廊下側の雨樋工事が始まった。
足場造りの音が凄まじく、昼寝はできず。
かといって外出するには寒い。
悩んでいるうちに日が暮れてしまった。ああ‥‥
一日を無駄にしてしまったと、嘆いているのが面白い。
昼寝がちゃんとできた日は、そんなこと考えもしないのに。


2日

●夫の入院を口実に家族4人で温泉につかってきました。
久しぶりにのんびりできて面白かった。

●ちょうど、ひな祭りシーズン。
あちこちで昔のひな人形を見られて面白かった。

昼食をとった『柚』のおひな様。
屏風は手描き。とても豪華。

『柚』は福島市界隈でよく知られてる味噌田楽の店。
しかし、メニューから柚カレーや生大根の卵味噌がはずされてしまい、昔を知るものには寂しい。

●福島市民家園を散歩する。
ここでも、ひな祭り行事をしていて、手作りのひなあられをいただいた。
うっすら甘みのある揚げあられに、塩がふってあって美味しかった。
移築された民家の戸数が増えていて、見応えがあり面白かった。

土間に置かれたわら馬。
子どもが乗れそうな大きさ。

太い柱につながれてました。
夜になると散歩に出るのかも。

日陰には、溶け残りの雪。
湿り気のある空気がうれしい。
東北の春は近い。

この建物には商人宿と大きく書かれていた。
2階が宿泊用だったみたいだけど、今の目から見るとせまい。せまい。
ミニチュア感あり。

明治の頃の日本人は、わたしより二回りくらい小さかったのかしら。

商人宿の店先に、煙草のショーケース。
丁寧に描かれたモザイク風のデザインが面白い。

民家園の、全ての家には、おひな様が飾られていた。
それぞれが、個性的で面白かった。
たくさん写真を撮ったのだけど、手ぶれが激しくてなにがなんだか。
残念。
座布団を重ねた様に見えるおひな様や、なまめかしいお顔のおひな様。
昔のおひな様は、顔が全部違っていて面白い。
その時代の美男美女を反映してるのね。

●民家園のコースの最後にあった『旧馬場家』は、見覚えのある家だった。
説明を読んだら、実家の近くから移築されてきていた。
私が子ども時代の農家は、全部この造りだったのよね。
よく遊んだ、幼なじみの家や、父の実家を思い出して面白かった。
どこの『馬場』さんなのか、母に聞いてみようっと。

●ホテルに泊まった夜中、家族でおにぎり争奪戦があった。
夜食用に4個にぎってもらっていたのだが、いびきをかいて寝ている夫の分はいらないだろうと、母子で平らげてしまった。
お腹が一杯になったところで、さあ寝ようと明かりを消したとたん、夫が起き出して
「そうだ、おにぎりを食べよう」
あまりのタイミングの良さが面白かった。

●子ども達を一足先に帰して、夫の入院につきあう。
病院の売店には、肉、魚、生鮮食料品から、福島名物立子山の凍み豆腐まで売っている。
カレールウも福神漬けもあります。
今日のオススメ品はヨモギうどん(もちろん生麺)にすいとん粉。
完全に病院内で自炊できるラインナップが面白かった。
ほぼスーパーです。

●売店の前のスペースでは衣料品店が出張してきていて、婦人服を売っていた。
福島県内だと、大きな病院ではよくあることなのだが、pontaさんに言ったら
「ええ〜っ!」
だった。
こんなところに地方色が出るのがわかって面白かった。

●ここまでが昨日までのお話。

●今日は、予備校の手続きに出かけた。
息子と歩くと、母親を煙たがっているのがよくわかる。
煙たいが、お金を出してもらう身。我慢のしどころである。
買い物につきあわせて荷物持ちをさせた。
そんくらいのことはにこやかにできるよねと意地悪してみたのが面白かった。

●カードリーダーを買い換えた。
買い換えて始めてフラッシュコンパクトには、タイプ1とタイプ2があるのを知って面白かった。

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