顔面読書
毎週水曜日の更新です。


ガニメアン

01.6.10
「星を継ぐもの」の続きは「ガニメデの優しい巨人」である。
創元SF文庫/ジェイムズ・P・ホーガン/池央耿 訳・¥580
その続きは「巨人達の星」¥760

ガニメアンの身長も8フィート!
シクサーズへどうぞ、どうぞ。

しかーし大きな問題がひとつ。
彼らの概念には、「闘争」「感情の爆発」なんてのは一切無し。これっぽっちもないのである。
これじゃバスケは無理だろうなあ。
明日はNBAのファイナル、第1戦。レイカーズ対シクサーズ(バックスに勝った!パチパチ!!)
見たいけど、仕事あるもんなあ。おうちにいる方、ぜひ見てちょうだい。びっくりしちゃうよ。

ごめんなさい。更新が遅れたのでもうすでに第1戦第2戦の結果が出てます。
GAME1はシクサーズが勝ったのよおおおお!
試合後のアイバーソンのインタビュー。
「僕たちは勝てることを証明した。みんながレイカーズには勝てないよと言ったけど、僕は勝てると信じていた。」
そのとおりっ!
しかしGAME2はレイカーズがとりました。

明日は第3戦、どうなるんだろう・・・
見たい!しかし仕事に行かなくちゃ・・・ああ悩ましい。

ちゃんと読書の話で締めくくらなくちゃ。
ガニメアンが理解できない部分こそ、人間の可能性であり恥部なのでした。可能性を見いだしたいのなら今のシクサーズの試合を見るべし。
(またバスケの話になってしまった。)


シクサーズ

01.5.30
フェニモア先生は、アメリカはフィラデルフィアで開業医兼探偵をしているのです。
なに?フィラデルフィア?

本筋とは全く関係ないけど、フェニモア先生とホレイショの会話に登場する骸骨は8フィート。
ホレイショ曰く
「シクサーズなら、あいつを使いたがるぜ」
なんとタイムリーな!
そうです。フィラデルフィアは76ersのホームなのです。シクサーズはただいまイースタン・カンファレンス・ファイナルをミルウォーキー・バックスと争ってる真っ最中なのよ。
みんなもシクサーズの試合でアレン・アイバーソンの素早い動きに感動しよう。昨晩(今朝かな?)は深夜のテレビで試合を見てたんで、今日はすっごく眠いです。

「フェニモア先生、墓を掘る] ロビン・ハサウェイ/坂口玲子訳
ハヤカワ文庫・¥760

ユーモラスなフェニモア先生。事件の展開は早いし、危険なあれこれも起こったりして。しかしどことなくのんびりとした雰囲気が漂ってくるのは、フェニモア先生の人徳でしょう。そういうヒトに私はなりたい。


01.5.23
久々にSFを読みました。しかもハードSFの祖と崇められる作品なのである。

星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン/池央耿 訳
創元SF文庫・¥540

月面でなんと5万年前の人類の死体が発見されるという発端から、ワクワクさせられるじゃありませんか!おもしろかったよ。これは続編を読むしかないでしょう。
これはお勧め。
それにしても、ホーガンさんの書くものって、どうして始まりの30ページが、こんなにややこしく書いてあるのでございましょう。
これが読みこなせないとSF好きを名のってはいけないと突きつけられてるようでしたがな。
ハードSFの祖は、SFマニアの祖でもあるわけですね。
うーん、わたし、SF好きだけどマニアじゃなくてもいいや。小難しいSF用語は読み飛ばしてストーリーのダイナミックさを味わうのが、私流ということにしといてください。