MacOSX用アイコンの作り方・使用OS OS10.5.6 Leopard

使用したアプリケーション

Photoshop Elements

アイコン用の画像を作るため。
Icon Composer

画像をアイコンの形に(icns書類)に作るアプリケーション。
入手法 iMacに付属しているCDからDvelopper Tools をインストールする。
Icon Composerのみのインストールはできないので、パッケージ全部をインストールした。ただし、このパッケージは全部で2.44GBもあるので、HDに余裕のある人と、のちに不要なものをアンインストールできるスキル持ち以外は、ちょっと落ち着いて考えよう。
アンインストールは、ターミナルを開いてスクリプトを打ち込む必要があります。

実際のところ、わたくし、ターミナルを開いて五秒で閉じました。訳わかりません。
ターミナルもXcodeも一生使わない自信あり。
ふん、2.44GBくらいアイコンのために捧げてやる〜(笑

Icon Dlopret
Icon Composer で作った icns書類を
『情報を見る→コピペ』
の方法で使えるようにしてくれるアプリケーション。
フリーソフトなので、検索をかけて最新バージョンを手に入れる。

手順・今回作ったタコアイコンを例にして説明します。

Photoshop Elementsでアイコン用の画像を作る。

新規書類の設定は、
画像サイズ>128×128ピクセル
カンバスカラー>透明
絵が描けたら、レイヤーを統合し、フォトショップ形式(psd書類)で保存する。
注意!
画像を統合ではありません。レイヤー統合です。
画像統合を選ぶと背景が透明じゃなくなります。

このときレイヤーを残したかったら(後でバリエーションを作るため)、別名保存でレイヤー統合版を作れば安心。
tako.psd と名前をつけて保存する。

icon Composerを立ち上げる。

マック内の所在地は
Macintosh HD > Dveloper > Applications > Utilities > Icon Composer

立ち上げると、icon Composerの編集ウインドウが開きます。
512、256、128、32、16
五種類のサイズ枠があります。
今回使うのは128枠。

Finderを見る。

Finderをカラム表示にして, 先ほど作ったtako.psdの入ったフォルダを表示します。
tako.psd を一回クリック。
右にプレビュー画面がでます。

上記のプレビューの画像を、Icon Composer の128枠にドラッグして入れる。
tako.psd 書類ではなく、右のタコ画像そのものをつかんでください。

画像を放り込むと、すぐ下図のウインドウが開きます。
これより小さいサイズを自動で埋めるにチェックをして、Importをクリックする。

すると自動的にサイズ32、サイズ16の枠もタコの絵が入りました。マスクも自動生成されています。

メニューバーから File > Export を選んで書き出す。
保存ではなくExportです。
tako.icns が作成されました。

このtako.icnsの情報を見てみます。

書類のアイコン画像が、デフォルトのicns書類のままです。
タコではありません。
これでは、コピーして他のフォルダに貼り付けることができません。

次のステップで、コピペが使える形に変換します。

Icon Droplet を立ち上げます

ドッグに、赤い矢印マークのアイコンが表示されました。
このIcon Dropletのアイコンに、taki.icnsをドラッグして重ねます。
デスクトップにタコ絵のついた『tako』が作成されました。
 どう?

この『tako』の情報を見てみます。

これで、他のフォルダに貼り付け可能になりました。

自作なら、作り放題、使い放題。

FinderをCover Flow表示で見てみた。全体のかっこよさを台無しにする くだらなさ。
iMacに申し訳ない。
宝の持ち腐れという言葉が頭を離れません。
このように、手に入りづらい、へんてこでダサイアイコンを量産できます。
ぜひトライしてください。
このやり方は簡単でわかりやすいですが、ネックはIcon ComposerのためにDveloper Toolsを入れるかどうか。
作画とアイコン書き出しが両方できる、シェアウェアを買う手もあります。
わたし? わたしはこのまま、このやり方で通します。なにせ 2.44GBを捧げてるんだから!

このダサ系アイコン、使ってみたい方はどうぞ。

ダウンロード
タコ、イカ、ウミウシのセット